うつ伏せで寝るとニキビになるのかならないのか、調べてみました。ニキビの原因とは、外からの刺激によるものが多いですね。空気の乾燥、ホコリ、花粉、それから枕や布団、シーツの汚れもあります。意外にも、枕カバーや布団カバー、シーツというものは見えない汚れがついているものなのです。
枕カバーや布団カバーは、こまめに取り替えたほうがよいのです。枕や布団そのものも、晴れている日は2、3時間だけでも外に干すと違ってきます。太陽の下で干すということは、殺菌作用があるのです。
さて、見た目よりも汚れている枕や布団に顔をつけてうつ伏せに寝るということは、顔に汚れがつくことになります。すると、汚れで肌が乾燥して皮脂分が少なくなってしまいます。すると、肌はこれではいけないということで皮脂分をより多く分泌します。これがかえって、皮脂が過多になってしまい皮脂汚れがたまってくるのです。毛穴に汚れが詰まると、アクネ菌が増殖してニキビとなるのです。
なので、つまりうつ伏せで寝るとニキビになるということです。
もうひとつ、うつ伏せで寝ていると身体の状態があまりよくありません。それは、内臓が押し付けられている状態になっているからです。長時間その姿勢が続くと、内臓は圧迫されてしまいます。すると、身体の循環が悪くなりますから、新陳代謝が落ちてしまいます。これは、肌の内側でも同じことで肌のターンオーバーが乱れてしまっているということです。これで、古い角質汚れが残ってしまい、やはりニキビの原因になるのです。
やはり、うつ伏せで寝るとニキビになるということです。
とはいえ、人間は寝ている間に何度も寝返りを打ちます。これは仕方のないことです。その中でうつ伏せになってしまうこともあるでしょう。右を下に横になる時もあれば、左を下にして横向きになることもあります。左右のどちらを下にするかで、心臓が圧迫されているとか胃の状態がよくないとか、いろいろなことが言われています。
ベストな寝る姿勢は仰向けです。この姿勢をできるだけ保って寝るためには、枕の高さや大きさなど、自分に合ったものを選ぶことが大切です。そして、枕カバーや布団カバー、毛布など、顔や肌に直接触れるものについては、清潔を保つことです。
うつ伏せで寝るとニキビになるかならないか、という問題はなるという可能性の方が高いです。ただ、普段から体調がよく健康で、肌のターンオーバーも正常におよそ28日周期であるならば、少しくらい小さなニキビができたところで、すぐに解消されるでしょう。ニキビができてもすぐに治るように、普段からニキビになりにくい健康な状態でニキビ予防をしていくことも大切です。